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実績のご紹介

矩(かね)のつらなり

オーナーさまのコメント

娘夫婦が美容院を開業することとなり、参考になればと思ってASJのイベントに足を運んだのが、建築家の池田雪絵さんと大野俊治さんと出会うきっかけでした。さまざまな建築作品を見るうちに「自分たちの家でも建てようか」という話になり、退職を控えていたこともあり、娘夫婦たちが住む近くに土地を探し、移住することにしました。
建築家の池田さんと大野さんには土地探しからアドバイスをもらいました。
私たちは、建築の専門知識はゼロでしたので、建築についての細かい条件はほとんど出さず、プランは基本お任せしました。
池田さんたちには私たちの暮らしぶりを見ていただき、そして私たちの暮らしぶりに沿いながら、細かな部分にまで気を配った、土地の形状を活かしたプランをご提案いただき、家を建てることができました。建築家を信頼し、お任せして建てた家の暮らし心地は最高です。

担当建築家より

画像:建築家近影
池田雪絵 [東京都出身]
池田雪絵大野俊治一級建築士事務所
画像:建築家近影
大野俊治 [東京都出身]
池田雪絵大野俊治一級建築士事務所

施主様とは、イベントでお会いし、その場で盛り上がり、土地探しから移住のお手伝いをさせていただくこととなりました。
敷地は、美しい海沿いの穏やかな街。新天地への移住に際して、「地域に貢献し開いていたい」という施主様の考えのもと、元幼稚園教員の奥様のこども文庫となる図書室、器楽制作・奏者のご主人様の簡易ホールとなるオープンスペースを中心に開放性のある住まいが求められました。「塀もつくらず、地域の人が楽しめる庭をつくってほしい」というご要望に、住宅でありながらも極めて公共的な空間を設計する気持ちで取り組みました。また、プライバシーにも配慮しました。
まず、「かね矩」(=直角)の壁を置き、それらをずらし、隙間を空けて緩やかに連ねることで、見晴らしと身を隠す場所をつくりました。屋根を貫く斜めの軸の奥にプライバシー、手前に開放性が高まるよう敷地とも呼応して諸室を配置し、ホールの音響と気積を抑えるための切妻の屋根を掛けました。軸の左右に交互に重なる矩のついたては自然な隠れ処となります。矩の隙間からは、光や風や緑、地域の顔・風景が行き来し、解放と落ち着きを共存させました。

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